
こんにちは、みなさん最近の社会情勢や仕事などでストレスを感じていませんか?
ストレス対策には森林浴が良いという実験結果が多く発表されています。
今日はそんな森林浴の効果をお伝えできればと思います。

「自然」がもたらす効果
都会に住んでいたりすると、休日に川や公園などで「自然」を少しみるだけで癒された気になる事ってありませんか?
しかし「自然」が僕たちにくれる効果は、心だけでなくて体にも大きく作用するそうです。
・「自然」は地球上でも有力な薬になる
たまの休みに、山、海、川などに行くとほんの少しの時間ですぐに癒された感じがして心がリラックスしますよね。
でもそれは単なる目の保養だけでは無い薬としての効果もあるんです。
緑の多い地域に住んでる人は都会に住んでる人に比べて、ストレスホルモンである「コルチゾール」の割合が少ないという研究データがあります。
また、自然の中を歩くことでフラストレーションが減少し、物事に没頭でき、より集中力や肯定的な感情を高められる事が分かっています。
これだけでも結構良い効果だと思いませんか?
でもこれだけではないのです。
もう少し詳しく見ていきましょう

なぜ「自然」の中にいると癒されるのか?
森林にいくと癒される要因としてはいくつかあります。
・都会と比べて排気ガスなどの影響が無く、体内に取り込む空気が都市部より体に良い
・樹木の香りが心を落ち着かせ、リラックス効果を生む
・木々の騒めき、波の音が1/fのゆらぎを持っているので気持ちが安らぐ
・日常と離れた場所に来ることで、雑念を無くせる
ドイツの研究では森林部を歩いた人は、歩かなかった人に比べてリラックスしたときに働く副交感神経の活動が高まりストレス時にみられる交感神経の活動が抑えられたようです。
そして、ストレス時に出る「コルチゾール」の値も低下したそうです。
それも15分の森林浴だけで・・・
すごい効果だと思いませんか?
病気の予防にも効果を発揮
・樹木の香り「フィトンチッド」
僕たちが自然の木に囲まれていると、なんとなく癒される気持ちになれるのはフィトンチッドの作用だといわれています。
フィトンチッドとは殺菌・防腐効果や消臭脱臭効果もみられ、植物の根や幹に含まれ葉からその成分を外に出しているそうです。
なので、樹木が生い茂っている森林の中はフィトンチッドが溢れていて、実際に森林にはリラクゼーション効果や、免疫機能改善効果も見られるそうです。
・「フィトンチッド」がもたらす効果
脳波がα波になりやすく、精神が安定する
呼吸を正常に整える
交感神経の緊張を抑え、快適な睡眠をもたらす
肝機能を改善する
などと言われています。
昔の人がおにぎりなど食材を木の葉に包んでいたのも、フィトンチッドの効果を知っていてやっていたのかもしれませんね。
ちなみに樹木が出すフィトンチッドの量は、6月~8月が一番多いようです。

病気をやっつける?NK細胞を増加させる
自然の中を散策するだけで、疾患と戦うNK(ナチュラルキラー)細胞増加するそうです。
とある団体がハイキングに行ったところ、血液検査でNK細胞が40%も増加していたことが分かったそうです。
一か月後でもその数値は15%高いままだったそうです。
都市部を同じ時間散歩しても、NK細胞の増加は見られなかったそうです。
コンクリートによって支配された、現代の社会で生きる僕たちはより多くの時間を自然と共に生きる選択も必要なのかもしれません。
スピリチュアルに見る「自然」
最近流行りのスピリチュアル的には「自然」というものは最も大切だと言われています。
自然というものは、この世のすべてを知っていて人々に教えてくれる存在だそうです。
人が自然の中へ行き、ただそこに居ることで「自然」と「人間」は交信を行い脳の中に情報をダウンロードしてくれ、新しいアイディアや第三の目と言われている松果体を目覚めさせてくれるという。
確かに、ヒマラヤの山には修行を行う聖者が数多くいたり、古くからその土地に住む民族はよりスピリチュアルに特化した予言などを提唱していたりしますね。
それは自然と共に生きているからこそなのかもしれませんね。
いかがでしたか?
自然の中を歩くただこれだけで色々な効果を僕たちは得られるみたいです。
ただ少し緑の多い場所を散歩する。
たったそれだけでも明日からの活力が生まれる、こんな素晴らしい森林浴の習慣取り入れてみませんか?
それではまた次回☆彡
